介護生活の入り口

2019年07月23日

介護生活の入り口
大婆ちゃんの面会に毎日行く病院の、
ロータリーの花壇に咲く、白い鉄砲百合が、
それは、見事な咲きっぷりでした。
ふっくらとした蕾の時から、
愉しみに見ていました。

日本の心ですね!

花を見ると想います。
「花の命は短くて苦しきことのみ多かりき」

正確にはこういうことらしいよ。



風も吹くなり 雲も光るなり
生きている幸福は 
波間の鴎のごとく漂渺(ひょうびょう)と漂い

生きている幸福は 
あなたも知っている 私もよく知っている

花のいのちはみじかくて 
苦しきことのみ多かれど

風も吹くなり 雲も光るなり。


改めて読んでみると、なんだろう。
きれいな詩だよね。
悲しいけど前向きな詩です。

生きているからこそ
花の命も嘆くことができる。
人生は太く短く雄々しく。

と、そんな記述にであった。


ちょっと、力水を得たような!!
そんな気持ちです。
  
介護生活の入り口

こちらのピンクの百合の花は、
鉢植えの1本立ち。
可愛らしく花開きました。

介護生活の入り口

こちらは、パイナップルリリーです。
小さな花の集合体が、
パイナップルみたいなんですよね!

介護生活の入り口

介護生活の入り口
大婆ちゃんの診断は、
「多発的圧迫骨折」ということでした。
病院では、この先の治療や、手術で、
なんとかなるものではないという事。
95歳という年齢を考えると、
ある意味、老化現象の果てなのか・・・。

あとは、ご家族の皆さんと、本人が、
この先どのようにしたいかの選択。
リハビリをして行くと、また以前のように、
補助器具の助けで歩けるようになるのは、
難しいかもしれない。
せめて、ベッド近くに置くポータブルへの移動が、
自分で出来ればいいのだけど、
これからのリハビリの成果を期待できるかどうか!
やはり、
ベッドの上の生活になるとしたら!

私が全面的にお世話をするという事に!!

仕事をしながら、
家と事務所を行き来しながら?
果たしてお世話できるのか?

大婆ちゃんの希望は?
介護認定はどこまで上がるの?
介護保険のサービスをどこまで受けるのか!
デーサービスや、ショートステイを入れながら、
家でお世話するのか!
それとも、特養など、施設に入るのか!

今は、私の頭ん中が、ぐるぐるとしてる。

旦那さんは、何も言わない。
どうすることが希望なのか!
私に一任って、いくらなんでも、酷くない?

これが嫁の務め!!

今週中に、大婆ちゃんのリハビリに立ち会う事に。
様子を見ながら、今後を見据える。
どんなことが自身でできるかどうか!
今後の選択肢への、判断のひとつなのだ。


今は、私、迷路に入り込んだみたい。
ちょっと高台に登り、
全体を見回してみないとね!

少し策をこうじる為の時間もまた必要だよ。



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