介護生活の入り口

2019年07月23日


大婆ちゃんの面会に毎日行く病院の、
ロータリーの花壇に咲く、白い鉄砲百合が、
それは、見事な咲きっぷりでした。
ふっくらとした蕾の時から、
愉しみに見ていました。

日本の心ですね!

花を見ると想います。
「花の命は短くて苦しきことのみ多かりき」

正確にはこういうことらしいよ。



風も吹くなり 雲も光るなり
生きている幸福は 
波間の鴎のごとく漂渺(ひょうびょう)と漂い

生きている幸福は 
あなたも知っている 私もよく知っている

花のいのちはみじかくて 
苦しきことのみ多かれど

風も吹くなり 雲も光るなり。


改めて読んでみると、なんだろう。
きれいな詩だよね。
悲しいけど前向きな詩です。

生きているからこそ
花の命も嘆くことができる。
人生は太く短く雄々しく。

と、そんな記述にであった。


ちょっと、力水を得たような!!
そんな気持ちです。
  


こちらのピンクの百合の花は、
鉢植えの1本立ち。
可愛らしく花開きました。



こちらは、パイナップルリリーです。
小さな花の集合体が、
パイナップルみたいなんですよね!